--------------------------------------------------------------
マイセン倶楽部メールマガジン [第12号] 2019年6月19日発行
--------------------------------------------------------------
紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
このメールマガジンは「マイセン倶楽部メールマガジン」のご登録をご希望
いただきました皆さま、および既にマイセン倶楽部にご入会され配信希望を
いただきました皆さまにお送りしております。
_/_/_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/
■1:マイセン磁器の発明者、ベトガーのご紹介
□2:「マイセン リーガロイヤルショップ」からのお知らせ
■3:「マイセン倶楽部からのご案内
┌┐
└■ 1:マイセン磁器の発明者、ベトガーのご紹介
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マイセン磁器の発明者である錬金術師、ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー
(1682-1719)が、亡くなって今年で300年となります。その記念として
ドイツのマイセン磁器工房では特別展が年末まで開催されています。
そこで今回は、改めてベトガーについてご紹介いたします。
ベトガーは初め薬剤師の教育を受け、その後錬金術師として注目を集め、
1701年(ベトガー弱冠19歳)からドレスデンなどで活躍し始めました。
その頃にアウグスト強王に見いだされ、1705年に白い金と称される白磁製法の
発明を命じられました。ベトガーは自然科学者でもあったチルンハウスの
アドヴァイスを受けながら研究に没頭し、1709年艱難辛苦の末白磁製法の
解明に成功しました。そして、1710年ついにヨーロッパ初の硬質磁器窯
「マイセン」が誕生しました。しかしノウハウが他国にもれることを恐れた
強王にアルブレヒト城に軟禁され、やがてベトガーは精神的重圧から酒を
飲み過ぎたことや、狭い所でさまざまな薬品を吸い続けたためか、10年後に
わずか37歳の若さでこの世を去りました。
アルブレヒト城には「ベトガーの間」があり、ドレスデンの公園にはベトガーの
記念碑が建っています。マイセンの町に行かれましたら、ベトガーの軌跡を
ぜひ訪ねてみてください。
●ジーケーサイトで、「ベトガー」についてご紹介しています。
https://www.gk-japan.com/blog/?cat=30
┌┐
└■ 2:「マイセン リーガロイヤルショップ」からのお知らせ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ショップでは、マイセンの花絵付を代表する絵柄のひとつ「マイセンのバラ」を
特集しています。中でも皆さまに人気のピンクのバラの「ピンク色」の顔料は
茶色をしています。この美しいピンク色は焼成することによって、はじめてその
姿を現します。絵付師たちは焼成後の色合いを頭に描きながら、茶色の顔料を
含んだ絵筆を運びます。「マイセンのバラ」は、長い経験を持つ熟練職人に
よってのみ描かれています。またショップでは、「マイセンのバラ」に合わせて
新作の花瓶「バタフライ」もご紹介していますので、この機会にぜひご覧ください。
●ジーケーサイトで、「マイセンのバラ」や顔料についてご紹介しています。
https://www.gk-japan.com/blog/?cat=1
┌┐
└■3:マイセン倶楽部からのご案内
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
マイセン倶楽部は、マイセンの魅力を皆さまにお伝えするため、本国ドイツの
情報はもちろん、日本事務局による独自のサービスや活動を行っています。
★マイセン倶楽部への入会をご希望の方は
meissenclub@gk-japan.com
までEメールをいただくか、
★マイセンサイト:マイセン倶楽部の紹介ページをご覧ください。
https://www.meissen-jp.com/meissenclube/
※これまでに配信をしたメールマガジンのバックナンバーを公開しております。
https://www.meissen-jp.com/mailmagazine/
================================
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このメールに関するご意見ご感想は、下記までお願いいたします。
また、配信/配信停止を希望される方も同アドレスまでご連絡ください。
meissenclub@gk-japan.com