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マイセン倶楽部メールマガジン [第13号] 2019年7月10日発行
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天の川が美しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
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■1:絵付「シノワズリー」のご紹介
□2:横浜高島屋「マイセン展」のご案内
■3:「マイセン倶楽部からのご案内
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└■ 1:絵付「シノワズリー」のご紹介
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磁器絵付用の顔料(絵具)を開発した天才的な絵付師、ヨハン・グレゴリウス・
ヘロルトが確立した絵付「シノワズリー」をご紹介します。
当時のヨーロッパ人にとって、どこにあるかもわからない神秘的な世界であった
中国の生活を描いたのが「シノワズリー」です。ヘロルトは17世紀後半に流行して
いた旅行文学の挿し絵を参考に、自分たちとは反対の理想化した非現実的象徴
として描いています。またヘロルトは1724~25年に、「ヘロルト・シノワズリー」の
何千という個々の場面を描いた細密画のスケッチブックを完成させました。
今日ではそのオリジナルを複写したものを保管し、それを手本に描いています。
細密画の分野ではかなりの高度な技術を要するため、マイセンのマイスターの
中でも数人しか描くことができません。「シノワズリー」はヨーロッパ人にとって、
ヘロルトが磁器絵画の中に実現させたこの世の幸福のユートピアであり、
現在でも私たちに当時の夢や華やかさと落ち着きを与えてくれる絵付だといえ
ます。なお、マイセンでは中国人を描いたものを「シノワズリー」と呼び、東洋調の
動・植物を描いたものを「インド文様」としています。
●ジーケーサイトで詳細をご紹介しております。
https://www.gk-japan.com/blog/?cat=30
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└■ 2:「マイセン リーガロイヤルショップ」からのお知らせ
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ショップでは、マイセンの花絵付を代表する絵柄のひとつ「マイセンのバラ」を
特集しています。中でも皆さまに人気のピンクのバラの「ピンク色」の顔料は
茶色をしています。この美しいピンク色は焼成することによって、はじめてその
姿を現します。絵付師たちは焼成後の色合いを頭に描きながら、茶色の顔料を
含んだ絵筆を運びます。「マイセンのバラ」は、長い経験を持つ熟練職人に
よってのみ描かれています。またショップでは、「マイセンのバラ」に合わせて
新作の花瓶「バタフライ」もご紹介していますので、この機会にぜひご覧ください。
●ジーケーサイトで、「マイセンのバラ」や顔料についてご紹介しています。
https://www.gk-japan.com/blog/?cat=1
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└■3:マイセン倶楽部からのご案内
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マイセン倶楽部は、マイセンの魅力を皆さまにお伝えするため、本国ドイツの
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https://www.meissen-jp.com/mailmagazine/
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