2011年10月に、ドイツよりマイセン磁器製作所の絵付師(磁器の絵付専門職人)ジルヴィア・クルーク氏が
マイセン展での実演のために来日し、約1週間にわたって横浜と松山の百貨店にてマイセンの絵付技術を披露しました。
マイセンの絵付師として活躍する、ジルヴィア・クルーク氏のインタビューをご覧ください。
▲ジルヴィア・クルーク氏
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ジルヴィア・クルーク氏 プロフィール Silvia Krug |
- マイセンの絵柄のなかで、一番好きな絵柄は何ですか? 私は自然主義の絵付が好きです。自然は、私たちの最も近くにあるものですから。 |
▲自然主義の絵付がされた作品
昼顔(ピンク) クリックで拡大画像が表示 |
S・K : どれというふうに言えないので答えるのが難しいですね。
毎回毎回、どの作品も特別なものにしようと思って挑戦していますから、どれも印象深く楽しい作品です。
▲実演中のクルーク氏
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- 今後、挑戦をしてみたいことはありますか?
S・K : できるだけ多くのテクニックを駆使して、できるだけたくさんの図柄を描いていきたいです。 |
S・K : 日本は今回が4回目の訪問になりますが、最初は日本人はみな同じだと思っていました。でも来てみたら、まったく違っていました。当然のことですが(笑)。
皆さん、外見はもちろん、キャラクターもそれぞれです。日本人はとても親切で、面白くて、ドイツ人と同じようにとてもユーモアに溢れていますね。
S・K : 磁器を愛する皆さんには、ぜひ毎日それを見たり触ったり使ったりして磁器を楽しみ、満喫していただきたいと思います。それによって、味わいと喜びがさらに増すはずです。
マイセン磁器には、それを描いた絵付師のそれぞれの想いがこめられていますから。