マイセン展が京都髙島屋店で、9月7日(水)より、開催しています。
初日は、平日にもかかわらず、たくさんのお客様にご来場をいただきました。
初日の各会場の様子をお伝えいたします。
京都髙島屋でも、大阪髙島屋と同様に、マイセンの300年の歴史を「様式」ごとに集大成し、開窯から現在までの
様式の変遷をバロック、ロココ、新古典主義、自然主義、アール・ヌーヴォーに加えアール・デコ、そして現代と
時代の流れに沿いながら、珍しいフォームや絵柄の作品を揃えてご紹介しております。
また、こちらでもマイセンの絵付師による実演をご覧いただけます。
▲会場入口 |
髙島屋京都店 |
会場は、7階の催会場。 |
人気の人形や、白磁の大型の置物や花瓶といった、売場では普段ご覧いただくことが難しい作品の数々が、えんじ色をベースにした落ち着いた雰囲気のスペースで展示しております。 |
日常の中でご利用いただけるカップ&ソーサーなどのテーブルウェアも、定番の図柄から、豪華な金彩が施されたものまで、豊富な種類が陳列されています。 |
絵付師マルティーナ・シュヴァルツのプロフィールはこちら
マイセンの絵付師になるためには、国立マイセン磁器製作所付属養成学校で学ぶ必要があります。
養成学校で優秀な成績を収めた生徒だけが「絵付師の卵」としてスタートでき、そこからまた
本当の「修業」が始まります。そして様々な経験を積み、ようやくマイセンの絵付師となることができます。
マイセンの絵付師 [マルティーナ・シュヴァルツによる絵付実演] 9月7日(水) ~ 9月11日(日) 各日午前11時・午後2時・4時(各回約1時間) ※ 最終日(9月11日)は午前11時・午後2時のみとなります。 これ以降の開催情報は、こちらをご覧ください。 |
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実演は会場に作られた、特設テーブルで行われます。 テーブルには、絵付師と通訳が座ります。実演内容などは、小型のマイクを使って説明されます。 |
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真剣な表情で、丁寧に小さな花の絵を描くシュヴァルツさん。 実演が始まると、テーブルには多くのお客様がお集まりになりました。 中には、実演開始前からテーブル前でお待ちいただいていた方もいらっしゃり、大変な盛況ぶりでした。 女性のお客様が多かったようですが、男性の方も細かな作業を興味深くご覧になった方もいらっしゃいました。 |
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絵付をするための道具類です。 お客様も道具には興味があるようで、実演中に道具に関して、「どのような絵の具なのか?」「お皿に入っている液体は?」など、様々な質問をされていました。 |
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そうしたお客様のご質問に、シュヴァルツさんは作業の手を止め、通訳を通してじっと耳を傾けられ、そして質問に対して丁寧にひとつひとつ答えていました。 そうした真摯な姿が、大変印象的でした。 |
▲リーフプレートとペアカップのセット |
今回のマイセン展は、復刻作品のほかに、マイセンでは めったに作られることがない、絵付師のサイン入りの 作品を特別に制作し販売しております。 リーフプレート&ペアカップ サイズ:リーフプレート19cm、カップ 容量200ml 品番:019595/264/55885/3P |
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剣マークとシュヴァルツさんのサインがカップ裏面に入っています。 こちらの作品は、来日前に、シュヴァルツさんご本人が絵付を行い、 サインを入れたセットになります。 |