2013年2月に、ドイツよりマイセン磁器製作所の絵付師(磁器の絵付専門職人)ジルヴィア・マテス氏が大マイセン展での実演のために来日し、日本橋三越本店にてマイセンの絵付技術を6日間にわたり披露しました。
マイセンの絵付師として活躍する、ジルヴィア・マテス氏のインタビューをご覧ください。
ジルヴィア・マテス氏(以下S・M) : 1900年頃の印象主義の絵付が好きです。明るく新鮮で軽やかだからです。
2011年世界限定作品 花瓶「自然主義の花絵付」S・M : これまでたくさんの作品を描いてきたので、どれか一つというのは難しいですね。
描いていて、とても楽しかったのは大きな花瓶にチューリップを描いたときかしら。
私はチューリップを描くのが大好きなので。大きな作品が好きですね。
S・M : いつもお客様の注文に応じて描いていますから、好きなお花を自由に描いてみたいですね。
日本は3回目ですが、いつも日本の方の親切さに驚かされます。
また、日本では食事だけでなく、食器を大切にする、素晴らしい食卓文化があります。 今回日本に来て、改めて日本の繊細な磁器の美しさとそれを使う人の心を感じました。
S・M : 日本で多くの方がマイセン磁器を愛してくださっていることを嬉しく思います。
これからもマイセンと日本のこのような密接な関係が続くことを願っています。