全国の主要百貨店で開催し、ご好評をいただいておりますマイセン展が開催されます。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

※各会場・スケジュールは変更になる場合がありますことを予めご了承ください。

髙島屋大阪店「マイセン展」
今回のマイセン展では 、それぞれの時代にマイセンがどのような
デザイン改革を行なってきたか、という視点に立ち
バロック時代から現代までを振り返ると同時に
未来に向かう新しい展開をご紹介いたします。

現代のアーティスト作品や、日本のアーティストとの
コラボレーションはマイセン磁器の未来へのチャレンジです。

マイセン磁器の「伝統と革新」を、その豊かな作品群によって
ご紹介する今回の「マイセン展」をぜひご高覧いただきたくご案内申し上げます。

期間:2017年3月22日(水)~27日(月) *最終日は午後6:00にて閉場

会場: 髙島屋大阪店 7階グランドホール

電話: 06-6631-1101(代表)


展示予定作品

― ダニエルチュク氏が、今回の「マイセン展」のためにデザインした、新作プラーク ―

特色のある構図と神秘的な絵柄が、マイセンの新しい魅力を伝えます。

ヨルク・ダニエルチュク プロフィール


1952年生まれ。1969年にマイセン磁器製作所に入り、デッサンと造形の修業をはじめる。その卓越した才能から、1978年にマイセン磁器製作所内に設立された「芸術の発展をめざすグループ」に参加。
長年にわたり、ハインツ・ヴェルナー教授や、ペーター・シュトラングとの共同作業を行う。同時期、ドレスデンの造形美術大学で彫刻を、その後、ハレ・ブルクギービッヒェンシュタインの大学で容器成型を学び、さらに経験を積む。
現在ヨルク・ダニエルチュクは造形家、デザイナーとして芸術的作品の制作にあたっている。彼のモダンな感性はファッションブランドとのコラボレーションなどでも発揮されている。

プラーク「太陽と金」
品番:9M010/930086
サイズ:約30.5×30.5㎝



― マイセンと木村浩一郎氏との初のコラボレーション作品、「HANA」シリーズ ―

木村浩一郎氏がデザインした絵柄「HANA」がマイセン磁器を彩ります。


木村浩一郎氏の作品へのコメント

「HANAに、私は五感を揺さぶられる。色、香り、ささやき… そして時の移ろい、私にとって、HANAは、人生そのものである。」

木村浩一郎 プロフィール


1963年仙台生まれ。400年続く家業(漆器業)で培った伝統技術と、さまざまな企業との交流やハイテクノロジーとの融合から生まれる化学変化を新しい作品作りに昇華させている。
その独創的な漆器、アート、インテリア、室内空間は、一部がフランクフルト応用美術館に収蔵されるなど国際的な評価も高い。代表作「Kawara」でグッドデザイン賞(日本)、フォルムアワード賞(ドイツ)、デザインプラスアワード賞(ドイツ)受賞など顕彰された作品も多く、日本を代表する現代アーティストの一人として知られている。

HANAシリーズ「Fiore(フィオーレ)」
「野に咲く花の匿名性をモノトーンで表現することにより、
シュールな美しささえ感じる新しい想像を試みた花絵付」
人形「Fiore(フィオーレ)」 品番:73467/65C052
高さ:約27㎝



― マイセンと木村英輝氏との初のコラボレーション作品 ―

木村英輝氏がデイザンした絵柄がマイセン磁器を彩ります。


木村英輝氏の作品へのコメント

「理屈や能書きはいらない。勢いと切れ味だけを求めてロックな絵を描くだけ。ストレートで、シンプルで、イージー、そして、フリー、そんな私に『生きるもの』アニマルたちが語りかけてくる。」

木村英輝 プロフィール

1942年大阪府生まれ。京都市立美術大学図案科卒業後、同大講師を務める。日本のロック黎明期に、オルガナイザーとして数々の伝説的イベントをプロデュース。
還暦より絵師に。手がけた壁画は国内外で150カ所を超える。ロックと共に歩んできた半生は躍動感あふれる画面にもあらわれる。アトリエでキャンバスに向かうのではなく、「ライブ」な街に絵を描きたい。究極のアマチュアリズムを標榜する異色の絵師。作品集に『生きる儘』『無我夢中』『LIVE』など。

飾皿「Goodluck Goldfish」
品番:54601/70A056
径:約26㎝

マイセンのマイスター、ペギー・クン女史による絵付実演のご案内
期間:3月22日(水)~26日(日) 
時間:①11:00~12:30 ②14:00~15:30 ③16:30~18:00 (各会約90分)
アーティスト プロフィール



ペギー・クン女史


1972年ドレスデン生まれ。子供の頃から絵を描くことに親しみ、
中学・高校の課外授業でも「造形芸術」を選択。
1989年から4年間、マイセン磁器製作所付属養成学校に学び、花絵付師としてスタート。
現在は、銅版画を手本にしたマイセン初期の技法から、様式的な花、
自然主義の花まで自在に描き分け、プラーク分野でもその才能を発揮している。